来春に、オープンする予定です。
気になる温泉分析書の
泉質なんですが、
『ナトリウム - 炭酸水素塩・塩化物温泉』と明記してあります。
下記が、うちの温泉分析書です。
泉質の炭酸水素塩・塩化物温泉とは・・・
環境省の定める「掲示用泉質名」によると、温泉の泉質は次のとおり分類される。
10種類ある泉質の中で、炭酸水素塩泉、硫酸塩泉、硫黄泉は
【3大美肌泉質】と呼ばれています。
今回はその【3大美肌泉質】の1つである「炭酸水素塩泉」について、
調べていきますと、・・・
炭酸水素塩泉と呼ばれる条件は、・・・
〇「溶存物質(ガス性のものを除く)」が1,000mg/kg以上である
〇陰イオンの「炭酸水素イオン」が20ミリバル%以上である
上記の条件を満たすと「炭酸水素塩泉」と呼ばれます。
下記の分析書は、
〇「溶存物質(ガス性のものを除く)」が1,000mg/kg以上である
〇陰イオンの「炭酸水素イオン」が20ミリバル%以上である
〇陽イオンの「ナトリウムイオン」が20ミリバル%以上
以上の条件から、ナトリウムー炭酸水素塩泉になります。
※陰イオンの「塩化物イオン」も20ミリバル%以上含まれていることから、
泉質は、「ナトリウムー炭酸水素塩泉・塩化物温泉」となります。
ナトリウム炭酸水素塩泉は、旧泉質名でいうと重曹泉。
古い角質をやわらかくし、皮脂を乳化させて汚れを落とす、
石鹸のような、重曹のような働きをします。肌の表面をなめらかにして、
湯上りはスベスベになることから美肌の湯と言われています。
また、ナトリウム炭酸水素塩泉は、
肌の水分蒸発が盛んになることから
清涼感が得られやすいため夏場にもオススメです。
塩化物泉は、温泉に含まれる塩の成分が肌をしっとりと包み込み
水分を逃さぬよう保湿をする役割をします。
保温効果にも優れているので冬にもぴったりの泉質です。
また、遊離成分のメタほう酸ですが、
基準値の5㎎をはるかに上回る143.3㎎も含まれています!
メタホウ酸の洗浄効果によって、にきび等に効果があり、
切り傷など肌のダメージを回復させる働きがあります。